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【地震に強い家づくりの基本、地盤について知ろう〜地盤調査SWS試験について〜】

2021.03.18

こんにちは♪福岡テクノスです。
地震に強い家づくりを知ろうということで、前回よりご紹介している地盤調査のお話。今回は、福岡テクノスで行っている地盤調査試験のうちの1つ、SWS試験についてです!

SWS(スウェーデン式サウンディング)試験とは?

この試験は、もっとも一般的な地盤調査方法で、地盤にロッドと呼ばれる鉄の棒を垂直に突き刺し、その沈み方や地盤の硬さ、締まり具合などを調査します。このロッドに0.25KNの重りを最大4個まで載せ、最大1.0KNまで荷重をかけていきます。そして、ロッドがすんなりと沈んだ場合は地盤が弱いと判断し、逆に沈みにくかった場合は地盤が固いと判断するんです。

※ちなみに1.0KNは約100Kgとなります!

そして1.0KNで沈まない場合は、さらに1.0KNの重りを乗せたまま回転させて貫入します。固い地盤であれば回転数が多くなり、柔らかい地盤の場合は回転数が少なくなります。また、軟弱な地盤であった時は、重りを載せるだけでロッドの先端から沈むこともあるので、その場合は回転数が0となります。

また、貫入時の音感や感触、貫入の状態やこれらから推測される土質名を記録していきます。そして、荷重と回転数から地盤の強度がこれくらいではないかという計算がされるんです。

このスウェーデン式サウンディング試験は、おおよそ2時間程度をかけて行っていきます!そして福岡テクノスでは、もう一つの地盤調査「SDS試験」も行っているので次回はその紹介をします♪

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