2018.03.31
こんにちわ!
工務の【松本】です!
今回は新築、リフォームを含めよくお客様から聞かれる事について
書いていきたいと思います!
それは
『物干しを付けたいけど付けれますか?』
『後付けで棚をつけたいのですが』
などです。
通常、室内の表面はクロスが貼ってあります。
その下には石膏ボードがあります。
基本的に柱と柱の間は空洞です。
画像でみるとこんな感じです。
当社使用の石膏ボードは厚み12.5mmなので、木材がない所に釘やビスを打つと、
石膏ボードの厚みだけで支えている事になります。
軽い物(エアコンのリモコン等)だとアンカー(ビスが効きにくい所に使う)を使って固定できますが、
物干しになると洗濯物なのでそれなりの重量になり、石膏ボードのみでは耐えることができず、
崩れてしまいます。
柱や間柱にビスを打てば大丈夫ですが、位置が固定され、好きな所に設置する事ができません。
そんな時には事前に下地(合板)を入れておきます。
青の矢印は、枕棚を付けるので合板をつけています。
赤の矢印は、窓の上にあるのですが、カーテンレールの取付けを想定して
木材を入れています。
これでしっかりと釘やビスが効き、棚や、物干し本来の重量に耐える様になるのです!
住みだしてから「ここに棚が欲しかったな」「コンセントがもうひとつ欲しいな」
という声をよく聞きます。
後から施工する場合、出来る事、出来ない事はありますが、手間が掛かる分費用も
上がってしまいます。
お客様それぞれのスタイルに合わせて、楽しみながら、想像しながら、
住みやすいお家ができあがると良いですね!