2025.10.16
こんにちは!福岡テクノスの広報担当です。
前回のコラムでは「平屋の寝室配置」について、日当たりや周囲環境を考慮する重要性をお話ししました。今回は続きとして「二階建て住宅の寝室」をテーマに、配置の考え方や注意点をお伝えしていきます。
2階に寝室を設けるメリット
二階建て住宅では、寝室を2階に設けるケースが一般的です。まず大きなメリットは日当たりの確保がしやすいこと。隣家や塀の影響を受けにくく、朝日や風通しを取り込みやすいため、自然の光と風を感じながら一日の始まりを迎えることができます。
また、道路からの距離が生まれることでプライバシー性も高まり、外からの視線や騒音の影響が少なくなるのもポイントですね。
階段の昇降と将来の暮らし
一方で、2階に寝室を設ける場合は階段の昇降が日常になるという点を忘れてはいけません。若い世代や子育て中のご家族にとっては問題ないかもしれませんが、年齢を重ねたときには大きな負担となることも。実際、福岡テクノスでも「将来を見据えて、寝室は1階に設けたい」というご要望は年々増えてきています。最近では、1階に主寝室を配置し、2階は子ども部屋や趣味スペースにするなど、ライフステージに合わせて柔軟に使える間取りの人気が高まっていますよ。
「音」と「動線」にも配慮を
寝室を2階に置く際は、音や生活動線への影響も考えておくと安心です。
・リビングやキッチンの真上に寝室を配置すると、生活音が響きやすい
・トイレの位置が遠いと夜間の移動が不便になる
・バルコニーやクローゼットとのつながりを考えると朝の支度がスムーズ
など、実際の暮らしをイメージしながら配置を決めることが大切です。特に「夜勤がある」「朝型と夜型が混在する」など家族の生活リズムが異なるご家庭では、防音性や出入りの動線に一工夫加えるだけで、快適さがぐんと変わってきます。
寝室配置の「正解」は、ご家族ごとに違います
二階建て住宅における寝室配置は、日当たりやプライバシーの確保、将来の昇降負担、生活音の影響など、複数の要素をバランスよく考える必要があります。
「今は便利でも、将来はどうだろう?」
「静かさを優先するか、日当たりを優先するか?」
ご家族の暮らしに合わせた優先順位を明確にしておくことで、後悔のない間取りが生まれます。福岡テクノスでは、平屋・二階建てを問わず、お客様一人ひとりの暮らし方に寄り添いながら、最適な寝室配置をご提案しています!