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ここまでやる!一棟一棟災害シミュレーションで「強さ」を確認

2025.09.09

こんにちは!福岡テクノスの広報担当です。

「どんな家に住みたいか」を考えるとき、多くの方が真っ先に思い浮かべるのは、間取りや内装、収納力といった「目に見える部分」ではないでしょうか。でも、本当に大切なのは「見えない部分」での安心感。特に、地震の多い日本で暮らす私たちにとって、家そのものの強さは命を守る土台です。

 

そんななかで、パナソニックのテクノストラクチャーの家が他と一線を画すのが、「一棟一棟に災害シミュレーションを行う」という点です。つまり、建てる前にその家の強さをしっかりと見える化しているのです。

 

 

一棟ごとに「地震を起こして検証」

 

家づくりの最初のステップは、お客様が希望する間取りをもとに、専用の設計システムで住宅を3次元モデルとして再現することから始まります。このモデルに対して、震度7クラスの強い揺れを3回与えるという、非常に厳しい地震シミュレーションを実施。これは架空のモデルではなく、まさに「これから建てる家」そのものを対象にした検証。いわば、まだ建てる前の段階で「その家がどれだけ耐えられるのか」を事前にチェックしているというわけです。

 

 

耐震基準だけじゃ測れない、本当の強さ

 

テクノストラクチャーでは、一棟ごとの不安定さを見逃さないために、家ごとに個別の災害シミュレーションを行うという方法を採用しているんです。これは、分かりやすく言えば「オーダーメイドの安全確認」。全国どこに建てても、どんな間取りでも、しっかりと揺らして確かめているのです。

 

そしてこの取り組みを裏付けるのが、木と鉄のハイブリッド工法である「テクノストラクチャー工法」。強さに裏打ちされた構造材と、高度な設計システムとシミュレーションが組み合わさることで、単なる「丈夫な家」ではなく、「根拠のある安心」を提供してくれます。

 

このような一棟一棟の構造検証は、一般的な木造住宅ではほとんど行われていません。図面上の安全性に頼るのではなく、実際の揺れを想定して耐久性を確かめるというアプローチは、私たちの「命と財産を守る家」をつくるうえで、これ以上ない安心材料になるはずです。

 

次回は、この地震シミュレーションで使われる「地震波」についてさらに掘り下げていきます。ただ揺らすだけじゃない、パナソニックが生み出した「未知の地震に備える技術」とは? お楽しみに!

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