2025.08.21
こんにちは!福岡テクノスの広報担当です。
前回は、天井高2.6mの家だからこそシーリングファンや壁付けサーキュレーターが活きる、という空間設計のお話を中心にご紹介しました。今回はその続きとして、「空気を動かすこと」がもたらす、暮らしのうれしい変化について掘り下げてみましょう。
空気を動かすと「室内の空気の質」が変わる?
サーキュレーターやファンで空気を動かすと、部屋の隅にこもりがちな湿気や臭い、ハウスダストなどが滞留しにくくなり、全体の空気が入れ替わりやすくなります。換気を助けるだけでなく、カビや結露対策としても実は有効なんです。
たとえば、ペットの毛や花粉が気になるご家庭では、空気のよどみを減らすことが清潔な環境づくりにつながります。空気が循環するだけで、なんとなく「空気が軽くなる」「においが気にならない」と感じた経験がある方も多いのではないでしょうか。
冷暖房効率がアップして、節電効果も
また、冷暖房の効率アップという観点でもサーキュレーターは頼れる存在です。夏は冷気をまんべんなく行き渡らせて涼しく、冬は天井にたまった暖かい空気を足元に戻してくれます。体感温度が整えば、エアコンの設定温度を1〜2℃緩やかにできることもあり、光熱費の節約にも一役買ってくれます。
日々の積み重ねだからこそ、こうしたちょっとした快適さが、暮らし全体の質を大きく底上げしてくれるのです。
洗濯物の室内干しにもひと工夫
さらに見逃せないのが、室内干しの補助アイテムとしての使い方です。たとえば、天井近くにコンセントを設けて、壁付けのサーキュレーターを設置しておけば、洗濯物に風を当てて乾燥をサポートすることができます。洗面脱衣室など、洗濯動線上の空間にあらかじめ仕込んでおくととても便利です。
特に雨の多い季節や、花粉の時期、夜間の部屋干しなどにも活躍するので、「後から買い足す」のではなく、「家を建てる段階で計画的に備える」という考え方がとても大切になってきます。
空気の流れは、目に見えないけれど、暮らしの快適さを支える大きな要素のひとつ。サーキュレーターやファンをうまく使えば、毎日の生活がもっと心地よく、もっと効率的になります。
住まいづくりのご相談では、こうした「目に見えにくい快適さ」も、しっかりとご提案させていただいています。気になる方はぜひ、お気軽にお問い合わせくださいね。