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古い家、どう活かす?フルリノベーションを検討するなら知っておきたいこと

2025.08.07

こんにちは!福岡テクノスの広報担当です。

 

近頃増えてきている、実家を相続した方や中古住宅を購入された方からよくいただくご相談「この家、フルリノベーションすべき?それとも建て替えたほうがいい?」というテーマについて、ご紹介します。

 

近年は空き家の活用や既存住宅のリノベーションが注目されており、「古い家を活かしたい」というニーズは確実に高まっています。ただし、いざ検討を始めてみると、費用や進め方など、わからないことが多くて戸惑う方も少なくありません。

 

 

まずは「現地調査」で状態を見極めるのが大切

 

フルリノベーションの第一歩は、なんといっても「現地調査」です。築年数や構造、過去の補修履歴などによって、どこまで手を入れるべきかが大きく変わってくるからです。

 

たとえば、屋根・外壁・窓・水回りといった住まいの主要部分に大きな劣化が見られる場合は、修繕では追いつかず、建て替えの方が現実的になることもあります。反対に、基礎や構造がしっかりしていて、水回りや外まわりなど一部の更新で済むなら、リノベーションの価値は十分あります。

 

私たちは「リフォームありき」「建て替えありき」ではなく、それぞれの住宅とご家族の状況に合わせて、最適なプランをご提案するよう心がけています。

 

気になる費用感と「優先すべき場所」とは?

 

「全部きれいに直したいけど、いくらくらいかかるの?」というご相談もよくあります。目安として、リビング周辺(水まわり含む)を一新するリノベーションでは1000〜1500万円ほどになることが多くなります。

 

実はこの「1000万円を超えるかどうか」は一つの分岐点。1000万円を超えると、通常のリフォームローンではなく、より金利が低く返済期間も長く取れる「住宅ローン」を活用できる場合があるのです。これは、フルリノベを検討するうえで知っておきたい重要なポイントです。

 

また、限られた予算内で最大限の効果を出すには、「何を優先的に直すか」を考える視点も欠かせません。たとえば、冬の寒さが気になる家では窓まわりの断熱性改善が非常に効果的ですし、水まわりの使い勝手に不満がある場合はキッチンや浴室の更新が暮らしやすさに直結します。

 

「何を優先するか」でプランは変わる

 

フルリノベーションという言葉からは「全部やらなきゃ」と感じてしまう方も多いですが、実際には「必要な部分をしっかり直す」ことの方が大切です。住まいに求めること、これからのライフスタイル、家族の将来、そうした視点を持ちながら考えると、自ずと優先順位が見えてきます。

 

福岡テクノスでは、現地調査から資金計画のご相談まで、ひとつひとつ丁寧にお手伝いしています。「自分の家の場合はどうなのかな?」と迷ったときは、どうぞお気軽にご相談ください。

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