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パナソニックの構造革命から30年。進化を続けるテクノストラクチャー工法の軌跡

2025.07.17

こんにちは!福岡テクノスの広報担当です。

今回は、私たちが家づくりに採用している「テクノストラクチャー工法」の30周年を記念して、その歩みや魅力についてじっくりご紹介します!

 

 

1995年、住宅構造に「鉄の安心」が加わった年

 

「住まいは、家族の命を守る場所であるべき」

そんな思いから生まれたのが、パナソニックの「テクノストラクチャー工法」です。

 

1995年、阪神・淡路大震災のわずか数カ月後、住宅の構造そのものを見直す必要性が高まる中で、木造住宅の常識をくつがえす画期的な梁「テクノビーム」が誕生しました。これは、木と鉄を組み合わせたハイブリッド構造の梁で、木だけでは難しかった大空間や強度不足の課題を克服した革新的な技術です。

 

テクノストラクチャーはその後30年間で進化を重ね、全国で8万棟以上の実績を誇るまでになりました。もちろん福岡テクノスでも、長年にわたりこの工法を採用し、安心・快適な住まいを多くのお客様にお届けしてきました。

 

 

「構造計算はすべての家に」家づくりの根拠を数値で。

 

テクノストラクチャーの大きな特長の一つが、「構造計算(許容応力度計算)」をすべての家で実施していることです。

 

実は、通常の木造住宅では省略されがちな構造計算ですが、福岡テクノスでは「根拠ある安心」が必要だと考え、1棟1棟にしっかりと構造計算を行っています。

それにより、「この間取りで安全なの?」「この吹き抜けは大丈夫?」といった不安を数値で検証し、納得のいく設計が可能になるのです。

 

また、柱や壁の位置を自由にできることで、広く開放的なリビングや吹き抜けのある空間も実現しやすくなります。

「強さ」と「自由さ」を両立できるのが、この工法の何よりの魅力です。

 

30周年の今、あらためて伝えたい「テクノストラクチャーの家」の価値

 

これからの時代、気候変動や自然災害への備えがますます重要になってきます。

耐震性はもちろん、断熱性やメンテナンス性、将来的な間取り変更への柔軟性まで、家に求められるものが多様化する中で、「構造から考える家づくり」は、まさに暮らしの土台になると私たちは考えています。

 

テクノストラクチャーの家は、「建てる前の安心」「住んでからの安心」「将来までの安心」を見据えた構造設計。家族が笑顔で過ごせる、長く愛せる住まいを形にしてくれる工法です。

 

次回のコラムでは、30周年記念の取り組みとして話題の『あたしンち』とのコラボレーションについてご紹介します!

ユニークで親しみやすいあの家族と、テクノストラクチャーの世界がどのようにつながっているのか、どうぞお楽しみに♪

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